大会長挨拶

日本超音波学会第53回中国地方会学術集会をお世話させて頂く、川崎医科大学産婦人科学1の中井でございます。数えてみれば、大学教員として二十余年の時間が経っていますが、医療は医学だけで行うものではなく、患者さんと語りながら実践するものであるとの信念を基本として、学生指導を行って参りました。実時間性や費用対効果などの多くの利点を持つ超音波検査ですが、患者さんの横で語りながら実施し得るということが何より素晴らしい検査法であると思っています。
昨今では、MRIなどと同様に、超音波検査も専門家に依頼するものだと考えている若い医師たちも現れているようにも思いますが、探触子を介して患者さんと語り合うことの価値を改めて皆様と考えて参りたいと考えています。
会場の倉敷市芸文館は、倉敷観光のハイライトである美観地区に隣接しています。エル・グレコの“受胎告知”などのコレクションで有名な大原美術館がある倉敷川畔までは徒歩数分ですし、本町から東町にかけては、古い街並みに溶け込んだ色々なお店が皆様をお待ちしていることと思います。お帰りの際には、是非お立ち寄りいただき、学会の旅の思い出を作って頂ければ幸いです。
最後になりましたが、小さな医局でございますので、行き届かないところは多々あるかと思いますが、近隣の超音波仲間たちとも手を携え、皆様のご来倉をお迎え申し上げますので、宜しくお願いします。
日本超音波医学会第53回中国地方会学術集会
第16回中国地方会講習会
大会長 中井 祐一郎(川崎医科大学 産婦人科学1)