会長挨拶

第51回日本痛風・核酸代謝学会総会
会長 久留 一郎
鳥取大学大学院医学系研究科 遺伝子再生医療学講座 再生医療学部門
第51回日本痛風・核酸代謝学会総会を平成30年2月22日(木曜日)、23日(金曜日)の2日間にわたり米子コンベンションセンター(鳥取県米子市末広町294)にて開催させていただきます。伝統ある本学会総会を担当させていただけることになり、誠に光栄に存じます。鳥取大学が本学会を主催するのは今回で2回目となり米子市での開催は14年ぶりとなります。本会を開催させていただけることを会員の皆様に衷心より感謝申し上げますとともに、前任の先生方と同様に充実した総会するべく全力を傾注する所存で御座います。
本学会は高尿酸血症・痛風に関する臨床的な、また核酸代謝研究に関する基礎的な課題に関して、臨床ならびに基礎の研究者が一堂に会して、情報の交換と議論を重ねることが出来る特色ある学会であります。そこで本総会では「多分野の知の融合で創る新しい痛風・核酸代謝研究」というテーマを掲げました。文字通り基礎と臨床の知の融合から新しい痛風・核酸代謝研究の未来を議論したいと念じております。基礎研究的な観点から、教育講演と特別講演には尿酸・インフラマゾームとmicro RNAに関するテーマを取り上げました。尿酸結晶が痛風性関節炎のみならず臓器障害のリスクと成り得る機構として注目されているインフラマゾームに関して徳島大学 先端酵素学研究所 炎症生物学分野の齊藤達哉先生に教育講演をお願いしております。またmicroRNAの世界的権威であります慶應義塾大学医学部 分子生物学教室の塩見春彦先生に特別講演をお願いいたしました。臨床的な観点から「他学会から見た高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」というシンポジウムを企画し、関連学会のエキスパートの先生方に高尿酸血症・痛風治療の意義をご議論いただく予定です。また「医師・コメディカル共同シンポジウム」では医師とコメディカルとの協同チーム医療をめざしたシンポジウムを企画しております。
この学会の特徴である基礎研究者と臨床研究者が一堂に会して同一テーマを議論することにより、新知見が生まれる最適な環境を提供すべく、総会運営を心がけてまいります。皆様のご参加と活発な討論をよろしくお願いいたします。