第102回日本神経学会中国・四国地方会
第26回日本神経学会中国・四国地区生涯教育講演会

会長挨拶

第102回日本神経学会中国・四国地方会
第26回日本神経学会中国・四国地区生涯教育講演会
会長 古谷 博和
(高知大学医学部 神経内科学教室 教授)

 この度、第102回日本神経学会中国・四国地方会を2017年6月24日に「高知市文化プラザかるぽーと」で開催させていただきます。いうまでもなく日本の高齢化は予測以上のスピードで進んでおり、高齢化すればするほど脳血管障害、認知症を含む神経変性疾患の頻度は高くなりますから、神経内科の必要性は高まってきます。高知県は日本の中でも最も高齢化率の高い県のひとつでありながら、残念なことに神経内科医の数は非常に少なく、特に高知県中心部以外の神経内科医は皆無に等しい状況です。そんななか、高知大学に2013年9月から神経内科が老年病科の中に設立され、2016年4月1日から単独診療科として独立しました。このたび歴史ある日本神経学会中国・四国地方会を主催させていただけるのは、当科にとって喜びの限りですが、何しろまだまだ歴史も浅くスタッフも少ない診療科ですのでいろいろと至らぬ点が生じるかもしれませんが、精一杯執り行いたいと考えております。今回は午前中の一般演題に加えて生涯教育講演を午後から開催しますが、ここでは昨今高齢者で認知症との鑑別が問題になっているてんかん診療や神経変性疾患の画像診断、最近話題の自己免疫性脳炎、ロボットスーツを用いた神経リハビリなどの講演を行う予定です。多くの神経内科医の方々に参加していただけますと幸いです。高知は歴史的名所旧跡の多い土地でもありますが、ダイナミックな自然の美しさでも日本有数の観光地です。梅雨の時期ではありますが、是非多くの方々にお越しいただきますよう、教室員一同、万全の準備を整えてお待ちしております。