真菌症フォーラム 第23回学術集会

会長挨拶

「深在性真菌症和製エビデンス」の開催にあたって

真菌症フォーラム 第23回学術集会
会長:神田 善伸
(自治医科大学附属病院 さいたま医療センター血液科 教授)

 この度、2017年5月27日(土)、京王プラザホテルにおきまして、真菌症フォーラム第23回学術集会を主催させていただくこととなりました。真菌症フォーラムのさらなる発展に寄与し、参加者の皆様にとって実りあるものとなるよう、鋭意準備を進めております。

 本会は、深在性真菌症に特化した研究および臨床活動について討議できる日本で唯一の学術団体として1999年に設立されました。今回の学術集会は第23回の開催となります。テーマは「深在性真菌症和製エビデンス」とさせていただきました。真菌症は気温、湿度などの自然環境にも左右されますし、医療環境も日本と欧米では大きく異なります。そこで、海外の基礎研究、臨床研究のエビデンスを参考にしながらも、我が国独自の研究成果を蓄積していくことも重要です。本フォーラムから2014年に発刊した「深在性真菌症の診断・治療ガイドライン」は国内エビデンスを多数引用して我が国の診療に適したガイドラインを目標として作成しました。そして、それから3年が経過した今回のフォーラムでは、歴史的に重要な我が国の研究やガイドライン発刊後の新規研究を含めて、日本の真菌症の診療、研究を海外のそれらと対比しながら見つめ直してみたいと思います。そこで、疫学データ(耐性菌を含む)、検査/診断、予防/治療、基礎研究のそれぞれ領域の企画を盛り込み、国内のエキスパートの先生方にご登壇いただく予定です。

 もちろん、一般演題は皆様の診療や研究に基づくものになると思いますので、すべてが「和製エビデンス」に相当するものと思います。実り多い学会となりますよう、より多くの演題応募とご参加を心よりお願い申し上げます。

2016年11月吉日