| |
| 第12回日本検査血液学会学術集会を2011年7月17日(日)〜18日(月・祝)の2日間にわたって、倉敷市にあります川崎学園・川崎医療福祉大学にて開催させていただくことになりました。たいへん光栄に存じますとともに責任の重さを受け止めております。
先般第11回学術集会が川合陽子大会長のもとで盛大に開催され、その中で本学会設立10周年の記念行事も執り行われました。この私たちの学会は確かに若い学術団体ではありますが、設立当初より検査血液学に関心を寄せる医師・臨床検査技師・産業界が連携することによって、他に例のないような盛り上がりを見せながら今日まで成長してまいりました。昨今臨床検査領域がいささか沈滞ムードと感じられる中にあって、私たちの学会はひとことで言えば、『元気な学会』です。それは“血液検査について語り学ぼう”という素朴で平易な学会キャッチフレーズを、この文言の通りにご参加の皆さまが体感されているからであろうと思います。
さて血液学という学問領域は基礎生物学との関連がとりわけ密接であるため、医学の進歩における牽引役を果たしてきたのは周知の通りであります。基礎科学の進歩の中からその果実のひとつとしての血液学が発展し、さまざまな疾病の診断や治療の向上へとつながっています。血液学の発展によって臨床検査も大いに進歩してきたわけですが、一方すぐれた臨床検査の展開は医学上の新たな謎や疑問点をあぶり出し、あるいは可能性を引き出し、血液学の新機軸に結びつくことにもなります。このように血液学と臨床検査の協奏・合奏が検査血液学という実学であり、そこから新たな情報を発信することが当学会のミッションであると思います。すなわち『血液学と臨床検査のハーモニー』が今回の学術集会のテーマです。
7月の梅雨空から猛暑へと移り変わる時候ではありますが、風光明媚で明るい山陽路、美観地区を擁する倉敷の地に皆さまをお迎えできますことは望外の喜びであり、実行委員・スタッフ一同、鋭意準備を進めているところでございます。どうか温かいご指導とご支援を、そして多数のご参加をよろしくお願い申し上げます。きたる学術集会の2日間が、ご参加の皆さまにとって学問的にも診療や業務にとっても有意義であり、さらに豊かな交流とリフレッシュの機会になりますことを心より期待し、第12回学術集会に向けてのごあいさつとさせていただきます。
|
| 第12回日本検査血液学会学術集会 大会長 通山 薫
(川崎医科大学検査診断学・川崎医療短期大学臨床検査科)
|