会長挨拶

広島大学大学院医歯薬保健学研究科 医歯薬学専攻
消化器・代謝内科学 教授
第53回日本肝臓学会総会
会長 茶山一彰
 この度、第53回日本肝臓学会総会の会長を拝命し、平成29年6月8日(木)、 9日(金)の2日間、広島市の広島国際会議場、リーガロイヤルホテル広島で開催させていただくこととなりました。伝統ある肝臓学会総会の会長を務めさせていただくことは、身に余る光栄と深く感謝申し上げます。
 本学会を広島大学がお世話させていただくのは、今回が初めてのこととなります。今回は、「肝臓学の未来を拓く」をメインテーマとさせていただきました。
 現在、C型肝炎に対する経口抗ウイルス治療が開始され、肝臓病の臨床は大きな変革期を迎えております。一方で、肝炎ウイルスの分子機構や発癌メカニズムなど、解明されるべき課題は山積しております。本学会では主題として、肝炎ウイルス、肝癌、栄養・代謝疾患、自己免疫肝疾患などを取り上げました。これらを中心として、基礎研究から臨床研究まで、幅広く議論を行っていただければと存じます。特別講演では、虎の門病院の熊田博光先生にC型肝炎の治療に関してのご講演をお願いするほか、米国国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK)のT. Jake Liang先生もお迎えし、講演をしていただく予定にしています。
 地方中核都市である広島には、原爆ドームと厳島神社という2つの世界遺産もあります。広島国際会議場は、広島平和記念公園内にありますので、学会の合間には、公園内を散策されてもいいのではないでしょうか。
 本学会が、これからの肝臓学を志す若手研究者が希望を抱くことができる、「肝臓学の未来を拓く」学会となることを祈念し、教室員一同、鋭意準備させていただいております。
 多くの演題の御応募と多数の先生方の御参加を心よりお願い申し上げます。