会長挨拶

会長

第105回日本消化器病学会総会
会長:金子 周一
金沢大学消化器内科


 第105回日本消化器病学会総会を,2019年5月9日(木)~11日(土)の3日間,金沢の石川県立音楽堂,ホテル日航金沢,ANAクラウンプラザホテル金沢,ホテル金沢を会場として開催させていただきます.

 日本消化器病学会は1898年に創設されて以来,発展を続けており,現在の会員数は約34,500人となっております.総会は,明治32年に第1回が開催され,平成26年には100回を数える大変歴史と伝統のある学会です.この度,このような歴史と伝統のある日本消化器病学会の第105回総会会長を拝命し,大変光栄に存じております.金沢大学ではこれまで,秋季大会(後の大会,JDDW参加)を昭和45年第12回武内重五郎教授,昭和61年第28回を服部信教授,平成14年第44回小林健一教授が会長を務めさせていただきましたが,総会の会長は初めてのことであり,教室員共々,身の引き締まる思いで準備を進めているところでございます.

 本総会のメインテーマは,「消化器病学の使命~医療の創生,そして世界へ」です.ヘリコバクターの発見などは言うに及ばず,最近でもC型肝炎に対する抗ウイルス薬や免疫チェックポイント阻害薬の登場によって,消化器病そのものが変化しています.そして,これからも大きく変わります.学会の使命は,世界で作り出された最新の医療を導入することは無論のこと,基礎あるいは開発研究にかかわって医療を創生し,日本から世界に発信していくことです.そこで本総会では,消化器病に関連した医薬品や医療機器を開発し,それらを医療に結びつけ,さらに世界へと展開された先生方に特別講演や招請講演をお願いし,私達を元気づけていただきます.

 主題としては,シンポジウム12題,パネルディスカッション13題,ワークショップ14題を企画し,幅広く消化器病全体をカバーするプログラムを考えました.消化器病学の最先端のトピックスを発表・議論していただき,消化器病学の使命と新しい医療の創生,さらに世界への展開を考えていただければと存じます.また毎年好評であります若手医師・研修医のためのハンズオンセミナーも計画しております.本総会が,会員の皆さまに満足いただけるものとなりますように,教室員が一丸となって準備をしております.学会の成功には何にもまして,会員の皆様の多くのご参加が必要です.地方での開催となりますが,北陸新幹線の開通で首都圏から2時間30分とアクセスが改善しております.また大阪,名古屋,札幌,仙台,福岡からも金沢駅や小松空港への直通便がございます.総会の主役は一般演題です.皆様,奮って演題登録およびご参加のほどお願いします.

 最後に,第105回日本消化器病学会総会の企画・プログラム作成に関しましては,本学会の役員・評議員の先生方,プログラム委員の先生方に大変にお世話になりました.この場をお借りして厚く御礼申し上げます. 歴史的遺構が今なお色濃く残る城下町である金沢にご参集いただき,有意義な学会としていただければと願っております.