第109回日本消化器病学会四国支部例会
第120回日本消化器内視鏡学会四国支部例会

会長挨拶

第109回日本消化器病学会四国支部例会 会長挨拶


 この度伝統ある日本消化器病学会四国支部例会の第109回会長を拝命し、身に余る光栄と存じます。第120回日本消化器内視鏡学会四国支部例会(日浅陽一教授会長)と合同で、2018年6月23日(土)、24日(日)に松山市で開催させていただきます。
 本学会は消化器内科の先生が中心ではありますが、私は外科医でありますので今回は「内科医と外科医の連携」を一つのテーマとして掲げました。例えば近年の消化器がんの化学療法は大きく進化し、特に切除不能と考えられた大腸癌他臓器転移や局所進行膵癌の中には化学療法後に外科治療が可能となる症例も見られるようになりました。このようないわゆるConversion Surgeryと呼ばれる治療戦略には内科医と外科医の緊密な連携が重要です。また内視鏡による消化器がんの診断・治療の進歩は外科治療の成績向上と強く連動しています。そこで合同シンポジウムIとして「消化器がん集学的治療の進歩:内科医と外科医の連携」を企画しました。
 また特別講演として京都大学肝胆膵移植外科教授上本伸二先生をお迎えし肝移植についてお話しいただくこととしました。肝移植も外科手術だけでなく、適応患者の診断と術前治療、移植後のウィルス肝炎やPBC、NASHなど原疾患の再発予防などTransplant Hepatologistの果たす役割は大きく、ここでも内科医と外科医の連携が不可欠であります。
 さらに例年と同様に、一般演題や研修医奨励賞、専門医セミナーなどのプログラムも企画し、有意義な学会となりますよう準備に努めて参ります。学会員の皆様には多くの演題登録と当日の多数のご参加を賜りますよう、ご協力よろしくお願い申し上げます。

第109回日本消化器病学会四国支部例会
会長 髙田 泰次
(愛媛大学大学院医学系研究科 肝胆膵・乳腺外科学 教授)

第120回日本消化器内視鏡学会四国支部例会 会長挨拶


 第120回という節目の日本消化器内視鏡学会四国支部例会の会長をさせていただくことを、大変光栄に存じます。松山の地で、第109回日本消化器病学会四国支部例会会長の愛媛大学大学院肝胆膵・乳腺外科学 高田泰次教授とともに2018年6月23、24日、松山市総合コミュニティセンターで開催させていただきます。
 消化器内視鏡のデバイスは様々な新しい光学技術を取り入れ、その進化は近年著しいものがあります。消化器内視鏡学は今も昔も進化をリアルタイムに感じることができる、わくわくする領域です。内視鏡技術の進歩とともに、その役割は大きく飛躍し、より正確な診断と治療範囲の拡大に貢献しています。また内科医のみならず、外科医との協働で消化管外の治療にも使用されるなど、携わる医師の診療領域も拡大しています。一方で、スクリーニングを含め検査の質をいかに担保するか、また一定の治療技能を習得する体制をどのように整えるか、特に高難度手技に対する指導体制の整備は重要な課題となっています。
 消化器内視鏡専門医は新しい専門医制度において、サブスペシャリティ診療領域として二段階制に位置することがほぼ確定し、消化器医を志す医師を消化器内視鏡をきっかけとしていかにくみ上げ、効率良く技能を習得して専門医を取得していただくかが、消化器医療の今後のためにも大切な課題です。
 このような時代において、まさに高難度手技の先端である食道内視鏡治療を積極的にされている外科医出身の昭和大学江東豊洲病院消化器センター教授・センター長の井上晴洋先生に特別講演をいただくとともに、ランチョンセミナーでは慶應義塾大学教授の鈴木秀和先生に講師をお願いしています。また消化器病学会との合同シンポジウムで「消化器疾患の内視鏡治療困難例の克服」について、様々な知見を集め議論をしたいと考えています。
 今後の消化器内視鏡学の発展のために、微力ではありますが、今回の学会が少しでも寄与できるように、学会事務局を担当してくれる地域消化器免疫医療学講座准教授の竹下英次とともに準備していきたいと存じます。どうか、一つでも多くの演題を賜り、また一人でも多くのご参加を賜りたく、よろしく御願い申し上げます。

第120回日本消化器内視鏡学会四国支部例会
会長 日浅 陽一
(愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 教授)