English第23回日本遺伝子細胞治療学会学術集会

会長挨拶

第23回日本遺伝子細胞治療学会学術集会開催にあたって

「今、着実に実り始めた遺伝子治療」Gene Therapy : Seeds and Fruits

日本遺伝子細胞治療学会
会員、並びに関係 各位

 平成29年7月20日(木)~22日(土)の3日間、岡山コンベンションセンターで開催を予定しております第23回日本遺伝子細胞治療学会学術集会(JSGCT2017)で会長を務めさせて頂くことになりました。

 本領域は実用化という観点において20数年前、社会から大きな期待を寄せられながらも種々の困難を経験し、低迷期といわれた時期を経験しました。しかしこの間、研究者の情熱と粘り強い努力によりサイエンスとして発展し、ここ数年特に遺伝病の領域において目覚ましい臨床的成果が得られております。また、本邦発の遺伝子治療も臨床研究、治験が行われており、こちらも着実に成果が上っております。本格的な実用化の道筋が明らかになるにつれて産学連携も推進されてまいります。昨年の第22回本学術集会には学会会員数を大幅に超える600名が参加しており、多くの企業関係者の参加が得られております。米国、欧州においてはその傾向は日本に先行していることは言うまでもなく、基礎研究の成果が着実に実り始めていることを実感しております。

 第23回日本遺伝子細胞治療学会学術集会のテーマは「今、着実に実り始めた遺伝子治療 Gene Therapy : Seeds and Fruits」と致しました。現在の流れと今後の方向性を見据えた学術集会にしたいと考えております。プログラム構成につきましては欧州遺伝子細胞治療学会、米国遺伝子細胞治療学会からの代表者による講演、企業共催セミナー、公開セミナー等、昨年を踏襲しつつ、開催校としては二回目となる岡山大学の特色も生かしたいと考えております。大会前日には、昨年好評であったJSGCT臨床試験トレーニングコースを同会場にて予定しております。

 魅力ある第23回日本遺伝子細胞治療学会学術集会にすべく、鋭意準備を進めております。多くの皆様の演題ご提出とご参加をお願い申し上げます。

第23回日本遺伝子細胞治療学会学術集会
会長 那須 保友
(岡山大学 泌尿器病態学分野 教授)